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成長ホルモン(GH)で治療できる低身長症

1)SGA性低身長症について

お母さんのお腹の中にいる期間(在胎週数)に相当する標準身長と体重に比べて、10パーセンタイル未満の小さく生まれてきた赤ちゃんをSGA(small-for-gestational age)児と言います。

 小さく生まれてきたSGA児の中でも、90%は2~3才までに成長して追いつくキャッチアップがみられますが、残りの10%くらいの子は小さいままです。3才以上になっても身長が-2.5SD未満の子はSGA性低身長症としてGH治療が可能です。

 

2)成長ホルモン分泌不全性低身長症について

 3才過ぎから背の伸びが悪くなり、次第に同性、同年齢の標準身長の-2.0SD未満になる低身長の子どもは、脳下垂体からの成長ホルモンの分泌が十分でない成長ホルモン分泌不全性低身長症の可能性があります。

 主な原因として、周産期の問題(仮死、黄疸、骨盤位分娩など)や出生後の頭部外傷、脳腫瘍などによる脳下垂体のダメージや、遺伝子異常などによるものがあります。

この疾患は不足する成長ホルモン(GH)を補充するGH治療が有効です。

 

詳細は「当院の特徴」のページをご覧ください

 

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